FAR EAST BAZAAR 事業部長
清水陽子

Q.【入社経歴・動機】

A.国家公務員からFAREASTBAZAAR事業部長へ

公務員専門学校卒業後、国家公務員として6年間勤務。結婚と一児の出産を経て、夫の転勤に伴い子育てのため名古屋へ引っ越し、二児を出産。ヨガスタジオやエステサロンのパートなどを経験しましたが、お客様をお金として見る仕事に疲弊していました。

2013年FAREASTBAZAAR名古屋店のオープニングスタッフ募集の記事を見つけ、エントリー。生産者やお客様を大事にした環境で働きたいと思い、フェアトレードというワードで検索したのがきっかけでした。アルバイトで入社した当初は週2回、9~14時までのショートタイム勤務、母親である私がフルタイムで働くなんてことは当時想像だにしていなかったですね。

2年半勤務をした頃、家庭の都合で一時退職をしました。4カ月ほど他社の事務職として働きましたが、私が働く上で大切にしたいことはやはりFAREASTにあると再認識し、再度アルバイトとして入社しました。

当時、社員はガツガツ長時間働けないといけないものとだと思っていましたが、育児しながら働く女性のロールモデルを目指すことこそが私の役割だと気が付き、社員として既定の時間でしっかり結果を出せる環境改善に取り込みました。 こうしてFAREASTBAZAAR名古屋店長として私の挑戦が始まりました。翌年には中部エリアマネージャーになり、2020年FAREASTBAZAAR事業部長に就任することとなりました。

Q.【仕事内容、働き方】

A.チームで運営することが楽しくなる仕組みづくり

直営店統括/予算編成/売上管理/販促スケジュール作成/VMD/人事/制度設計/ 事業部長の仕事は一言で言えば「チームビルディング」。誰か一人が力を持って店舗を運営するのではなく、社員、アルバイト問わず、スタッフ全員が一つのチームとなって店舗を運営出来るような制度と環境を整えることです。

これは私が店長時代、一人で業務を抱え過ぎて結果に繋がらず苦しんだ経験が活きています。例え自分が居なくても、誰と誰がシフト組んでも、どんな個性を持ったスタッフでも、少人数体制でも、問題なく店舗が運営出来て、お客様の満足度も高い状態にしたい。そして何よりスタッフに成功体験を積んで貰いたい。その一心でまず取り組んだのは、情報の可視化と共有の徹底です。偏りなく皆が同じ情報を持ち、それを基に店を良くするアイディアを発信して貰いやすくなりました。店のことを自分事として考えてくれるスタッフが増え、皆が活躍するようになり、それが自然と店舗の結果に繋がりました。

事業部長にはまだ着任したばかりですが、今取り組んでいるのは人事評価の制度設計と、皆が働きやすくなるような情報整理です。いずれはスタッフ達が自分達でプロジェクトや事業を興し、もっと世界に出て女性が活躍する企業にしたいですね。 熱い想いを持っている人、目標到達に向けて自分で考えてがむしゃらになれる人、自分の活躍だけではなく全体益を考えながら社会と皆のために力を尽くせる人は、FAREASTで働く楽しみを沢山感じられると思いますよ。自分一人のためにやったことの結果は小さいですが、みんなのために頑張ったことが結果になった時はインパクトも大きく、結果として自分の成長にも繋がるとそう思っています。

Q.【FAREASTとは?大変なことは?】

A.自分達で「みんなが働きたくなる会社」を作る

かつて私が挑戦することを臆していたように、小さな子供を持つお母さんを店長にするのは会社にとって一般的にはなかなかリスキーだと思うんですよ。それでも「それなら自分で働きやすい環境を作ればいいだけだよ」と言ってくれるのがFAREAST。スタッフの環境がこうだからダメ、と決めつけず、人のあらゆる可能性をちゃんと見てくれるんです。

会社を作るのは社長でも本社でもなく、此処で働く私達スタッフ一人一人。縦構造を無くすために小売販売業では当たり前に存在するエリアマネージャー制度が廃止になり、企業内フラット化の取り組みが始まりました。上から降りてきた業務をこなすのではなく、徹底的に現場主体での運営や労働環境改善を行い、各々が業務に役割と責任を持つ。このようにいつも私達の声を尊重してくれる風通しの良い企業風土がFAREASTで働く楽しさの一つですね。 会社や制度を自分達の手で作るというのは、やり甲斐もありますが、勿論楽なことではありません。改善と改革には常に結果と責任が伴います。自分との壁に向き合いながら、自分のためだけではなく皆のために学び続けなければ、良い組織は作れないと思っています。

マニュアルに沿ったことだけやっていてもなかなか結果が出ないのもFAREASTならではかも知れません。私は数字を分析したり、データを纏めたりすることは得意ですが、お客様とスタッフの心を動かすために「文化的な店舗運営」や「伝える力」「感じる力」も求められます。お客様と此処で働く仲間達のことを第一に寄り添って考えること、指示ではなくスタッフが自分で仕事をすることが楽しくなるように導くことを、店舗を預かる事業部長として常に大切にしています。

Q.【今後の目標は?】

A.今までもこれからも誰かの役に立つ仕事をしたい

何度も言うようですが、皆にとっても社会にとっても「本当に働きたい会社」の追求ですね。まずは仕事のやりにくさや情報共有の遅れなどを徹底的に改善するところからです。スタッフには自分の活躍にワクワクして、他のスタッフの活躍には学びを得ながら、遣り甲斐に満ちた働き方をして欲しいです。 誰かの役に立ちたいというのが、私が働く大きな動機です。社内だけではなく、地球環境を考えた商品・イベント企画や、お客様が直に世界と繋がれるような体験の提供など、社外に大きくプロジェクト展開することにも関わりたいですね。