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DRYFRUITS・NUTS/ドライフルーツ ・ナッツ

エジプト西方沙漠の彼方のオアシスから、エーゲ海に臨む美しいイズミルから、赤道直下の南国スリランカから届いたドライフルーツです。

FAR EASTが世界から運んでくるドライフルーツは一切の農薬、化学肥料を使用しておりません。海外のオーガニック認証を取得しておりますが、認定機関自体は弊社としてはどちらでもよいと考えております。フェアな取引でトレーサビリティが確保でき、お客様が安心して食べられるものだけを厳選しております。

また、果実本来の甘み、酸味、香り、色を損なわないために砂糖、香料、着色料、二酸化硫黄は一切使用しておりません。

安全性は弊社で確保しておりますので、あとはどうぞ楽しんで味わってください。

Dates/ デーツ(エジプト)

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デーツ(ナツメヤシ)。コーランにも旧約聖書にもアラビアンナイトにもハムラビ法典にもその名が出てくる。それは神の贈り物だと謂う。紀元前6000年の昔より史実に登場し、古来病後の回復食、美容食、健康食としてなくてはならないものとされてきた。

カイロからアレクサンドリアを過ぎ、彼方に見える蜃気楼をやり過ごし、エジプトの西方沙漠をひたすら西へ進むとリビア国境のほど近くに絵に描いたようなオアシスが忽然と姿を現す。ここはかつてアレキサンダーがエジプトを統一した際に真っ先に訪れたとされる場所で、彼がその申し子と信じていたアモン神の神殿が佇み、またクレオパトラの鉱泉と呼ばれる泉が滾々と湧き出ている。

家々の壁は泥で固められ、道行く人々の足はロバ車、そして町の佇まいは遥か昔にタイムスリップしたように幻想的で怪しく、魅力的。ここには100を超える泉のほかにオリーブの木、そしてデーツが青々と茂っており、その様子はいかにも豊かでベルベルやベドウィンをはじめ沙漠の民がこの地でどれほど癒されてきたかは想像に難くない。10年に一度しか雨が降らないとされ、こんなに厳しい場所に水と果実がこんなにも豊かに生っているなんて、なるほどオアシスが「地獄のなかの天国」という原義であることも頷ける気がする。

なんでもゆっくりでいい・・・

SIWAの人達はデーツの木を所有し、資産とする。毎年安定して実を落としてくれて、さらに栄養価が高く、保存が利くとなれば当然価値は高い。とりわけラマダンの期間には日没後最初に食される滋養食である。朝陽と共にロバに引かれてデーツの森へ入ってゆき、日が暮れる頃になると山と積まれたデーツとともにひきあげてくる。すれ違う子らの表情も他の町とはどこか違い、見とれるほどに豊かであるし、水も緑も星も周りの乾いた様子とは対照的に豊かである。

デーツ

ドッサリ収穫

SIWA子供達

跳び出す子供

兄弟笑顔

兄ちゃんと妹と弟と

Fig/イチジク(トルコ)

イズマイルさん

エーゲ海に沿う街イズミールから中世のような街を抜け、辿りつくのは「イチジク」の産地イサファクラシュ村だ。ここの農家のご主人Ismailさんはこの地で7歳からイチジクを作り続ける。丸い太鼓腹の上でようやく手を組み、それがほどけそうになりながらいつでもニコニコしている姿が実に印象的だ。4人の働き盛りの息子とお嫁さんにお母さんという何とも幸せそうなイチジク一家だ。ここトルコでは家族をとても大切にする。何とはない仕草にその愛情深さを垣間見ることができる。客人に対するホスピタリティも並みではない。出されたものの半分も食べることが出来ない。何も言わなければ次から次にどんどん出てくる。気持ちでもモノでも人に与えることに一切の労を厭わない。さすがに恐縮するが、そこに何の作為も感じられないので気が付くととても豊かな気持ちになっている。

いちじくイチジクの収穫は8月。急峻な斜面を登っていく。Ismailさんは太鼓腹で足元が見えないはずなのにさすがに速い。嬉しそうにイチジクの実を指さす様子にこっちも嬉しくなる。木から直接もぎ取っては手で渡してくれる。生イチジクは、食感がクセになる。美味しいと言うと次々にもぎ取ってはこっちへくれる。お腹がいっぱいだと言うと満足そうに笑う。収穫には30~40年育った木がいいと言う。木と木の間隔があり過ぎて効率が悪いように思えたが、それが丁度いいらしい。枝が重なることがなく十分に陽光を受けられるからそれで良いのだと言う。また土地が痩せないように、持続的に収穫できるようにしているのだろう。北風が吹くと実が割れて化け物のような姿になる。それを指さしまた笑う。腐ったイチジクを吊るしているのを見かけたが、虫を寄せ、種を運ばせ、自然に繁殖させるのだという。農薬や化学肥料は勿論使わないし、水やりもしない。「雨だけで十分」だそうだ。

村集落の中心にはカフェ(寄合所)があり、そこに男達が集まって話している。カメラを向けると誰も拒まずに満面の笑顔を向けてくれる。多分毎日同じような話をしているのかもしれないが、実に楽しそうに見える。石造りやレンガ造りの家々からは煙が立ち上り、女達の出入りする姿がよく見え、子供達も各々遊んだり、家事を手伝ったりしている。そのうちこの一帯の納屋を見て回っているというおばあちゃんが出てきて一生懸命に話しかけてくる。深い皺によく通る大きな声。「ありがとう」と言うと顔がほころんで抱きつきながら、シワクチャの顔にトルコ語で何やら言っている。さっぱり解らないがそれがいい言葉であることに疑いの余地はない。

帰路、こんな素敵なところでこんなにも素敵な人達に縁があったことにただひたすら感謝するだけで精一杯でした。テシュケレ・エデレム(ありがとう)!

フィグを採るイズマイルさん

満腹になるまでもいでくれる

いちじくの天日干し

燦々と降り注ぐ陽光の下で天日干し

いちじくの木

樹齢40年イチジクの木

こんな家に住んでみたい。

こんな家に住んでみたい

おばあさん

おばあさんは村の巡回役

村の中心、村民カフェ

村の中心「村民カフェ」

Raisin/レーズン(トルコ)

レーズン

貨車に山積みになったレーズンが卸売市場に着いた。値決めは生産者と仲買人が直接話し合いで決める。一つ摘まんで「美味しいね」と言おうものなら5kgくらいボンと来て、「あっイヤこんなに食えない」と言うと「トルコ流」と笑う。「農場を見せて」と言ったら何人も付いてきて来て付き合ってくれる。

オーイ日本人だよ道すがら収穫帰りの農婦がワンサカ荷台に乗ってやって来て、すれ違い様に案内役の仲買人が「オーイ日本人だよ」と言えばワイワイ騒いで歓待してくれる。カメラを向けると各々「私を撮んなさいよ」と手招きする。暫しガヤガヤ楽しんで気が付けば道を塞いでしまっていることに気が付く。トラクターの夫婦がニコニコしながら待ってくれている。みんなに「さよなら」と手を振ると見えなくなるまで手を振ってくれる。イズミールでは終始こんな具合だった。

ぶどう畑おしどりトラック夫婦農場へ着くと辺り一面に広げられたブドウの緑が鮮烈に目に飛び込んでくる。出稼ぎの農婦達は掛け声と同時に一斉に持ち場に散り、真剣にしかも楽しげにワイワイと賑やかにブドウを摘む。カメラを向けると照れくさそうに笑うがどこか嬉しそうだ。遠くに子供たちの姿が見えたので足を運ぶとお婆ちゃんが孫の揺り篭をゆすっていたり、いい年をした息子がお婆ちゃんに抱きつく姿が目に映る。とにかく皆仲がいい。ここでも水やらブドウやらイチジクやら沢山出してくれるが、その日からラマザン開始なので彼らは食べない。一行の一人が間違って口に運んでしまい慌てて吐き出す姿が真面目で可笑しい。

天日干しレーズン枝付きのサルタナレーズンはないかと尋ねると直ぐにその干場へ案内してくれる。軽い気持ちで質問しただけなのに真剣に話し合いが始まる。あれやこれや言いながら房を揺すって実が落ちるのを見せて「こりゃダメだね」と肩をすくめる様子が如何にも正直でありがたい。出来もしないことを「No Problem」とは言わないのは助かる。やはり一房一房丁寧に扱うその姿を目にすると、その一粒一粒がありがたい。

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