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accesory/KAZURI・カズリ

耳飾り、首飾り、指輪、腕輪の類の装飾品は、どの時代の遺跡を掘っても出てくる。美への追及が普遍的であるかどうかという議論の前に、いつの時代であってもみんな綺麗になりたいんだなと思える客観的な事実だと思う。オスマントルコ、ネイティブアメリカン、ローマン、エジプシャン・・・どれもそれぞれに魅力的だ。それはどこかのバザールで長い間売れもせず放っておかれたり、ローカルな村や山奥の女性たちが作っていたりいろいろだけれど、いつでも心惹かれ、立ち去ろうとすると後ろ髪引かれるのである。これを持って帰ったらみんな喜ぶだろうなって・・・。

Kazuri / カズリ

IMGP7388アフリカ生まれのイギリス人女性Lady Suzan Woodが1975年に彼女の家の裏庭で始めた「small and beautiful」を意味するブランド。34年前に始めた事業はまず「社会的に不利」な立場の女性を2人雇い入れることに始まり、程なく収入のないシングルマザー達を多数雇うまでになり、今では300を超えるローカルの女性たちの社会的な地位と雇用と経済基盤を創出している。実際には一人の作り手が20以上もの世帯を支えているという事実は驚きを禁じ得ない。ただKazuriの魅力はその由来など知らない者が見ても「綺麗」「カワイイ」ところにある。シングルマザー達がケニア山の土を掘り、一人一人がテーマを決めてオリジナルのデザインと色付けを施す。そのテーマがいちいちユニークで、また印象的なのである。これまでのアフリカン或いはエスニックアクセサリーにはないヴィヴィッドな色遣いと柔らかそうな形とでも言ったらいいだろうか、とにかくあまり見たことがないというのが相応しい。土を焼いた陶だからなのか冷たい感じがしないのも実際に付けてみた人に共通の感想だ。カズリを初めて目にしたのは、ジブチから帰る途中、飛行機搭乗の時間を間違えてしまい、時間潰しをしなければならなくなり、存外に立ち寄る羽目になった小さなkazuri shopでのことである。こういう場合は「縁」を感じるものである。今はkazuriとの出会いに感謝している。