HOME ▶ Shachou'S NOTE ▶ 徘徊大いに結構

徘徊大いに結構 FAR EAST Inc. Blog

ズェーラ門カイロではズェーラ門辺りのスーク(バザール)が気に入っている。馬車や焼芋屋、パンを頭に山盛りに乗せてチャリを漕ぐ人、ロバだか牛だかわかんないけど動物、あとよくわかんない商売。だけどいつも道に迷う。かと言ってエジプト人に道を訊いてはいけない。地図はないし、あっても読めない。だから道は知っていても人に教えることが出来ない。でも完全に知っている風に答える。淡い期待を抱いて何度か痛い目にあっているのでサラサラ訊くつもりなんてないが、つい訊いて信じてしまう。そしてまた迷う。インドでも随分してやられたもんだが、エジプトの方が一見信頼できそうだから厄介だ。それでも旅先で道に迷うのは正解だと思っている。予定外のところへ行けるし、大抵はそこで何か知らないものを見つけられる。知らない土地へ出向いたら出来るだけ真っ先にバザールを徘徊することにしている。そこにはその町特有の色、匂い、音、味…なんでも揃っている。その土地に馴染むには手っ取り早い方法で結構おススメだ。バザールの喧騒に包まれて、チャイ屋に腰掛けて街往く人を眺めてるのは心地いいもんだ。けれどセッカチな僕は5分も経つと歩き始めてまた道に迷う。