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ビールは自由だ FAR EAST Inc. Blog

11/10(火)

雨の中、電気柵の設置を急いだ。

携帯の調子が悪く、今日は写真がない。

だから社内で行ったベルギービールの試飲会の模様と先日の大江戸ビール祭りの模様とをご紹介。

社長の佐々木は、現在ドイツのニュルンベルグへ、ビール醸造の設備を買い付けにいっている。言うが早いか、やるが早いかという決断即、実行が佐々木のモットウ。2016年夏にはオープンする埼玉県飯能市の岩清水という景勝地で川にそってそびえる崖の上にできるレストラン。このレストランに第一号のビール醸造所が併設される。いつの日か、自然栽培の原料を使って、自然発酵されたビールをご案内したい。

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先日のベルギービール、自然発酵ビールの試飲会。外観とボディとアロマとフレーバーを評価し合った。途中から、お酒に強い女子社員諸氏の飲み会風になっていた、と思ったのは私だけではないはず。しかし、ランビックの各ビールの個性豊かで自由な発想はとても刺激的だった。

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11月3日(火)大江戸ビール祭りには、クラフトビールで世界の賞をとっているさまざまな醸造所が参加されていた。ご縁をいただいたブルワーも出店されているということで、駆けつけた!一日にこれほどたくさんの種類のビールを飲むこともそうそうないので、いろんな違いを堪能できて勉強になった。というよりも、ビールは自由だ!それを感じたイベントだった。

とくにベルギービールに自由さを感じるが、ドイツは厳格ななかにさまざまなカテゴリがある。その背景には、御存知のとおり「ビール純粋令」がある。1516年にバイエルン公国のウィルヘルム4世が定めた法律をドイツは今でも守っている。ビールに使う原料を、ホップと大麦と水のみとしている。さらには価格を固定して、安価に庶民に届けることを目的としてきた。

当時、粗悪なビールが多かったため、その品質を維持し、庶民に給与として支給されていたビールの歴史にもあるように、ビールを安価で安定して庶民に供給しようとした。素材を絞って価格を安定させることで技術研鑽も進んだ。食糧不足だったため、食料用の小麦をビールに使わないように制限をかけるためだったともいう。小麦を使うことは一部の人にしか許されなかった。ヴァイツェンビールがそれにあたる。希少で、高価なもので、貴族ビールといわれるようにもなった。

そんなドイツのお隣の国なのに、ベルギービールはとにかく自由。ランビックの自然発酵はなによりおもしろいが、それに加えて、チェリーを浸して発酵させたり、ランビックにさまざまなフルーツを浸して熟成させたり、古いビールと新しいビールを混ぜたり、砂糖とカラメルを加えたりと、日本では発泡酒に入るものも多いのだろうが、この自由さはドイツと比較してとても面白く感じる。

FAR EASTとしても、自分たちが作りたいものを、市場のレベル・ニーズを知った上でしっかりと作ろうということを確認する会となった。

昨今、日本のビールやワインが世界で評価されている。Far Eastは世界をたびして思うことが多々ある。この国の人の繊細さ、謙虚さ、向上心、分け隔てのない国民性、協調性、練り上げる力は世界に比類なく、信用という言葉をこれほど当たり前に安価に得られる国もない。日本のものづくりはこれからも、進化するだろう。日本発のクラフトビールも同じである。Far Eastのビールもそうあるべく、準備されていく。