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イノシシや鹿といきる FAR EAST Inc. Blog

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11月6日(金)

埼玉県飯能市南高麗の付近も、イノシシ、鹿、ニホンカモシカ、ハクビシン、たぬき、アライグマ、ときにはクマまでがいる。私たちが種をまいた大麦も芽が出れば、かれらにとって格好の餌になる。

とはいっても、彼らに非があるわけではない。

本来の彼らの住処をわれわれが奪い、天敵のニホンオオカミを絶滅させ、彼らの食の宝庫の豊かな山を壊し、日本にはいないアライグマやハクビシンを放してきた。彼らだけを責めることもできない。

平成27年10月の農林水産省の報告によると、日本の鳥獣害による農産物への被害総額は200億円前後で近年推移している。そのうち、平成25年度で鹿による食害が76億円、いのししがが55億円。つまり鹿といのししの害がもっとも多いことになる。鹿の個体数は推定でも年々増えており、249万頭(2012年)、いのししも89万頭と報告されている。農山村で暮らすには彼らと向き合っていく必要がある。

FAR EAST FARMのある埼玉県飯能市南高麗一体でも、彼らの影響を受ける農家は多く、対策が必須となっている。現実的な対策としては、罠、防護柵、電気柵、音、などの対応がある。そこでFAR EASTでは、コスト面と彼らをできれば傷つけたくないという鳥獣害対策に日夜、汗を流す方々からすると甘い、思いも手伝って電気柵を設置することとなった。

電気柵はミニ番兵シリーズのB40xのソーラー付きを使用。ポールは190cmで、ホワイトワイヤーは5段に設定した。

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飯能市農林課の方々の絶大なる支援と地元猟友会の方々の粋な手助けをいただきながら、設置を行った。わずか2反の畑を囲うのに、この人数で昨日の半日と今日の半日を費やしてしまった。慣れもあると思うが、可愛い麦たちのためにも、全5反の畑の対応を急ぎたい。

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飯能市農業委員会の吉田会長。いつも、気にかけ、応援くださっている。その畑にお邪魔してきた!立派なセロリをいただいた。思いやりが心に染みる。栽培のこつは、手をかけてやることだそうだ!

感謝!

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◆農林水産省

鳥獣害対策の現状と課題 平成27年10月

http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/pdf/h271001_meguji_zenntai.pdf