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Thank you ! FAR EAST Inc. Blog

7月9日土曜日も被災地は暑かった。それでも皆炎天下に首を長くして待ってくれていた。「暑いなか御苦労さま」「遠いところありがとう」「感謝します」「涙がでそうです」「帰りは気をつけてね」等々これらの言葉には少々の疲れなど払拭してしまう力がある。我々一行も7カ所の物資が届かない集落と老人保健施設に物資を配り終えた夕方には南三陸町のボランティアセンターへ出向き、公務を全うする警察官、消防隊員、自衛官や一日の作業を終えたボランティア諸君を甘い菓子などで迎え、「御苦労さま」と労えば、我々自身もかき氷や冷たい水で癒してもらったりもする。見ず知らずの者同士がある共通の目的で意思を結束するのも、互いを労い合うのもなかなかいい。「こんなにも日本中が、世界中が助けてくれるとは…」と被災者は口口に謂う。震災翌日、ひもじさと寒さに凍える中、在日米軍のヘリが沖に浮かぶ空母から支援物資を運び空から降りてきたあの光景は一生忘れないという被災者もいた。「神様だよ。神様。」とは、黙々と救援作業に打ち込む自衛隊員に向けられた言葉だ。佐々木君が初めて現地へ足を運んだ頃には、横殴りの吹雪の中道路復旧に、遺体捜索に没頭するあの姿には頭が下がり、手を合わせたものだ。被災地へ出向けばこういった光景をあちらこちらで目にする。道中の福島の国見PAの食堂には「赤ペン先生」なる御仁がいて、被災地に救援へ向かう各々が綴る雑記帳に必ず返事を書いてくれる。赤ペン先生の一言は実に味わい深く、優しい。おそらく何処かの出版社が目を付けるに違いない。失意や不安や悲しみが覆うなか、善意と感謝が繋がり実を結び、いつしか闇を劈くこともあると信じられる光景が其処此処にある。「ホントに…日本人はすごいね」という半壊家屋の奥さんの言葉が今も耳に残る。今回の震災を通じて、いろいろあるけれど「日本人に生まれてきたことを誇りに思う」と佐々木君は考える。IMGP3049