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無常 FAR EAST Inc. Blog

tsunami no ato被災地には次第に灯りがともり始めている。灯りのある生活は「別世界」だという。途上国では電気、水道、ガスなどのない生活は「日常」でしかないが、ここは「日本」、川の水を汲み上げ、下水処理はなく、夜は闇の中などというのは「文明人」は知らない世界だ。便利なものなど「あってもなくてもいい」という「境地」は確かに「自由」だとしても、大半の日本人にとっては「あったものがなくなる」ことが「小事」ではすまない。「所有すること」「持つこと」が「自由」を獲得する訳ではないことなど今更謂うまでもないが、「持たざること」の「自由」もただそれだけでは成り立たない。「欲しくない」ことが伴わなければ「持たざること」「失うこと」は「不自由」でしかない。「形あるものはいつかなくなる」という「無常」の概念は、四季が織り成す模様の「移ろいゆく」様を謳うことのできる日本文化の底流にこそあれ、現代日本人にとっては、身の周りのものが「あって当り前」となっているのは否めない。形のない人の「心」が移ろいゆくのは誰もが実感するところだが、この世のものはすべて「常ならざる」ことを今回の震災が皮肉にも改めて教えたかたちとなったようだ。

ドカ食い震災関連の内容が続いたのでこの辺りで一旦普段の調子でいってみよう。他でもない「田舎系S子」ネタ。S子の「店長株」は急上昇中で慈悲深いお客様からはたいへん御好評を頂いている。破談から東京人化を目論んでいたS子だが、「格安」求婚クーポン(5000円お買い上げで1枚)を発券中にも拘わらず、未だ5000円の値打ちがつかない。手があがらないのでは競りにもかけられない。ウガンダの「牛13頭」はおろか5000円の最低入札額にしても勿体無いというのが判明してしまった。休むことを知らずにモーレツに働き続けるS子を見て周囲は感心するものの、声をかけると例によって意味不明の語り口にして、最近ではさらに息継ぎなしでしゃべり続けるので強烈に暑苦しい。折角飲みに誘っても仕事の話しかしないので男子は面白くも何ともない。5000円は勿体無いけど、タダならいいかと、押相撲一辺倒のS子を狙う物好きの方にS子攻略の秘策をひとつ教えよう。S子以上の激務と薄給に耐え得る「肉食系男子」であることは最低条件としても、「掃除」「片付け」の概念を持たないS子の身の回りの世話を続けることを厭わず、深夜に帰宅するS子を待ち続けた揚句に仕事の話を延々と聞き続けられる忍耐力くらいは必要と考えていい。「それでも僕は」と志ある者は既に最初の関門を突破している。クワバラ クワバラ…。